ホームページに動画はデメリットも
ホームページに動画を設置することは、視覚や音でアピールすることになるため
商品やサービスの魅力を伝えやすい有効なツールと言えます。
一方で見落としがちなデメリットも存在します。
ここでは見落としがちなデメリットと対策を中心に紹介します。
目次
1.動画設置のデメリット
- 予算がかかる
- クオリティの低いものは逆効果
- ページ読み込み速度が遅くなりSEOに影響
予算がかかる
当然ながら動画制作は費用がかかります。
どんなに動画が1分程度と短くとも
20万円~は必要と考えましょう。
一般的にカンパニーの紹介動画で30万円スタートのところが多いようです。
なぜ1分程度でもこんなにかかるのかというと
動画制作は大きく
企画工程、撮影工程、編集工程が存在します。
要は企画工程ですが、誰に向けてどんな内容を訴求するのか、どんな構成にすると伝わるのかをヒアリングして具現化していくには、知識も時間も必要です。
また撮影に関しても、最近では素人でもかなり上質に取れるジンバルなども存在しますが、プロのカメラワークは数日で身につくようなものではないため、撮影も半日以上かかり人工が必要です。
これら動画編集に行きつくまでの前工程に投資できない事業者は
せめて企画工程を自身で考え抜き
費用を浮かせる方法を考える必要があるかもしれません。
当然ながらクオリティの低いものは、せっかくホームページに動画をのせても、逆効果のパターンさえあるのです。
(格安の動画制作は編集工程に特化している傾向があります。)
ページ読み込み速度が遅くなる
ページの読み込みが遅いぐらい問題ないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
読み込み速度は、SEO評価にも影響するだけでなく、
ページ表示に3秒以上かかるとコンテンツを見ずに帰るユーザーが激増します。
システムによる側面が多いため気づかない事業者も多いのですが、新規顧客獲得において致命的な欠陥になり得ます。
それでもページに動画をのせるメリットの方が大きそうだから載せたいというときは、
以下2点を行えるとページ速度が改善します。
- ページのファーストビューに動画を使わない
- 動画再生画面のダミー写真を配置しクリックで動画にすり替える仕様にする
ページのファーストビューに動画を配置すると埋め込み動画の遅延読み込み(画面で見えてない部分は後でロードする機能)が機能しないため
確実にページ表示が遅くなります。
それでも動画を設置したい場合は、読み込み時間を待ってもらうようにローディングマークやドンチョウ画像を表示させ時間を稼ぐ工夫をしましょう。
また動画を埋め込むには<iframe>で埋め込むのが簡単ですが、遅延読み込み機能があってもかなりの負荷がかかりますので、
過去に紹介した「ホームページ動画埋め込み軽量化する方法」を参考に対策して頂けますと幸いです。
2.まとめ
ホームページに動画設置は、自社サービスや商品をアピールするのに非常に有効なツールであるため
とてもおすすめです。
一方でデメリットも存在することをしっかり理解した上で、導入を検討して頂けますと幸いです。
この記事を書いた人
株式会社ウェブロッサムの
代表:水谷友彦
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