ホームページの役割
ホームページの役割は変化してきているのでしょうか?
最近は、
ホームページを使うのは古い、
今はインスタでやれるからOK!
LINE公式ならホームページと同等に使える!
などいろいろな意見を聞くようになりました。
そこで今回は、ホームページの役割はどんな位置づけなのか、
SNSの便利なツールが増えたから不要なのかなどについて解説したいと思います。
目次
1.結論
- ホームページはないよりもあった方が確実に良い
- ホームページは様々なきっかけ(媒体)から流れ込んでくる
ユーザーを受け止めるメインハブのように活用する
イメージとしては上の木の写真のように様々な自社サービスの認知を広げるきっかけ:葉っぱ(例:SNS、広告、口コミ、比較サイトなど)から
より詳しい情報を知りたいと思ったユーザーのために提供する受け皿となるのが、木の幹:公式のホームページだという考え方です。
もちろんamazonなどのプラットフォームだけで商品の購入が完了してしまうビジネス場合は、ホームページの重要度は下がります。
2.ホームページはないよりあった方が良い理由
ホームページは自身の事業のポートフォリオとしてサービスや商品の品質、事業の履歴や信頼性を興味を持ってくれた人に伝えるための情報提供媒体です。
ホームページをメインハブにするメリットとして様々な媒体から比較的誘導しやすいことや様々な年齢層の人や目的の違う人を取り込む媒体として優れているからです。
例えば、
地域にオープンした。パン屋さんを想定します。お客さんは店の看板や新規オープンのポスティングチラシを見て興味を持っているとします。
本当に家の近くや通勤・通学の通り道ならばとりあえず行ってみようとWeb関連の媒体は不要かもしれません
しかし普段はその店の前を通らない人や自宅から少し離れている人は、行くのに少し手間がかかることから事前にWebでお店のことを調べたりする確率が上がります。
その時に用意している媒体がInstagramだけだったりすると若い人は取り込めても中高年は情報を見つけることが難しかったりします。
さらに事業が拡大してアルバイトを募集したいとなった時は、今までお客様用アカウントとして使用していたものと採用を混ぜることは難しく別のアカウントを作る必要があるため興味を持った人がアカウント見つけるまでの難易度が上がります。
また企業の採用関連においては、大手リクルートサイトの情報だけを閲覧して応募するのではなく、事前にホームページや中途採用の口コミサイトで情報を集めるのが一般的です。
これらのことからホームページは受け皿として柔軟性も高いため存在した方がユーザーにとても便利です。
他の事例として、
amazonを活用してお菓子を卸として販売している卸問屋さんがいました。
もともとECサイトだけで販売していたわけではないのでホームページは持っていましたが、amazonで出品するようになってからホームページへの指名検索が増えたそうです。
もちろん事業者様はamazonで買うのではなく自社に直接連絡して買って欲しいと誘導していたわけではないのですが、
購買者の心理として中間コストを省いて安く仕入れたいということから、ホームページを直接検索して。企業の与信情報を調べ、問い合わせを行っているという流れが伺えます。
したがって企業のホームページは思わぬところから企業情報の参照などに使われ新たなビジネスの糸口になったりするのです。
3.まとめ
Web媒体から売上に繋がるまでの顧客行動プロセスは非常に複雑になりつつありますが、
ホームページの役割は、企業のポートフォリオとなり会社の信頼性のアピール、各種情報の公式発表の場所、ブランディングの場所として幅広いインターネットユーザーにアプローチできるメリットがあります。
またSNSは活用すべき媒体ではありますが、トレンドの変化が激しかったり、昔は無料だったりした機能が有料に変わったりで、非常に不安定な側面もあります。
(LINE公式も2023年から有料の範囲が広がったのも一つの例かもしれません)
したがってホームページは、メインハブの位置づけとして運用し。
SNSや各種広告は、ホームページに流れ込ませるためのきっかけとして運用し、
急なSNSの仕様変更に大きく影響されにくい体制を作るのがおすすめです。
以上みなさまの参考になりましたら幸いです。
この記事を書いた人
株式会社ウェブロッサムの
代表:水谷友彦
中小企業のネット集客を
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